書評

酒井隆史(2001)『自由論 現在性の系譜学』青土社

自由論―現在性の系譜学作者: 酒井隆史出版社/メーカー: 青土社発売日: 2001/06/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (37件) を見る※2009年11月23日のエントリーで酒井隆史について「このブログでも書評を書いた」と書いていまし…

森政稔(2008)『変貌する民主主義』ちくま新書

変貌する民主主義 (ちくま新書)作者: 森政稔出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/05/01メディア: 新書購入: 10人 クリック: 123回この商品を含むブログ (67件) を見る 本書では現代の一見退屈に見える民主主義の実際の背後に、じつはそれを変える思想の次…

サラ・ミルズ(2006)『ミシェル・フーコー』酒井隆史訳,青土社

ミシェル・フーコー (シリーズ現代思想ガイドブック)作者: サラミルズ,Sara Mills,酒井隆史出版社/メーカー: 青土社発売日: 2006/08/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 9回この商品を含むブログ (14件) を見る※しばらく放ってましたが、久しぶりの更新…

萱野稔人(2005)『国家とはなにか』以文社

『国家とはなにか』作者: 萱野稔人出版社/メーカー: 以文社発売日: 2005/06/17メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 142回この商品を含むブログ (118件) を見る 雇用のフレキシブル化がさけばれ、失業者は――やむをえないものとして――なかば放置される。財政…

齋藤純一(2008)『政治と複数性 民主的な公共性にむけて』岩波書店

政治と複数性―民主的な公共性にむけて作者: 齋藤純一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/08/28メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 72回この商品を含むブログ (32件) を見る 私は、政治的生活にこそ生の本質的な意味があるという、多分にアリストテレス…

ミシェル・フーコー(2007)『社会は防衛しなければならない』石田英敬訳,筑摩書房

ミシェル・フーコー講義集成〈6〉社会は防衛しなければならない (コレージュ・ド・フランス講義1975-76)作者: ミシェルフーコー,Michel Foucault,石田英敬,小野正嗣出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/08/01メディア: 単行本 クリック: 36回この商品を含…

カール・シュミット(1932)「政治的なものの概念」長尾龍一編『カール・シュミット著作集』慈学社出版,247-311頁

カール・シュミット著作集 (1)作者: カール・シュミット,長尾竜一出版社/メーカー: 慈学社出版発売日: 2007/06メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (8件) を見る 政治的行動と動機がそこに帰着せしめられるところの特殊政治的な区別は友敵…

堤未果(2008)『ルポ貧困大国アメリカ』岩波書店

ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書) [ 堤未果 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 新書 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 799円 そこ(市場原理の実態)に浮かび上がってくるのは、国境、人種、宗教、性別、年齢などあらゆるカテゴリーを超え…

土佐弘之(2006)『アナーキカル・ガヴァナンス 批判的国際関係論の新展開』御茶の水書房

アナーキカル・ガヴァナンス―批判的国際関係論の新展開作者: 土佐弘之出版社/メーカー: 御茶の水書房発売日: 2006/09メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (7件) を見る 「現実の壁」を補強するイデオロギーとしての現実主義を乗りこえるため…

金子勝(1999)『市場』岩波書店

市場 (思考のフロンティア)作者: 金子勝出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1999/10/22メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (12件) を見る 実は、市場の暴走は、人々の生活のもっと奥深いところにまで入り込み、人間のあり方さえ変えてしま…

アントニオ・ネグリ=マイケル・ハート(2003)『〈帝国〉 グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性』水嶋一憲他訳,以文社

<帝国> グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性作者: アントニオ・ネグリ,マイケル・ハート,水嶋一憲,酒井隆史,浜邦彦,吉田俊実出版社/メーカー: 以文社発売日: 2003/01/23メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 94回この商品を含むブログ (110件)…