2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

これが「正しい」戦争というものか!さあ、もう一度!(ボム)

マイケル・ウォルツァー(2008)『戦争を論ずる―正戦のモラル・リアリティ』駒村圭吾他訳,風行社より。 私たちはみな、戦争を論ずるべきであり、民主主義国家に生きる市民にとってそれは政治的責務(political obligation)にほかならない、この本で私が主張し…

難民問題に関する先行研究批判(2)

本屋でふと見かけた萱野稔人の『国家とはなにか』の一節より(因みに、この本、久々に「衝動買い」してしまいました(苦笑))。 国民国家批判が正当にも指摘するように、国民国家の形態は近代をつうじて形成されてきたものであるならば、それ以前には国民的…