2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

カール・シュミット(1932)「政治的なものの概念」長尾龍一編『カール・シュミット著作集』慈学社出版,247-311頁

カール・シュミット著作集 (1)作者: カール・シュミット,長尾竜一出版社/メーカー: 慈学社出版発売日: 2007/06メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (8件) を見る 政治的行動と動機がそこに帰着せしめられるところの特殊政治的な区別は友敵…

2008年度O賀ゼミテキスト目録

昨日の話し合いによれば、以下のような本をテキストとして使用することになったっぽいです。 (1)カール・シュミット(2000)『政治的なものの概念』田中浩他訳,未来社 (2)カール・シュミット(2000)『現代議会主義の精神史的地位』稲葉素之訳,みすず書房 (…

フーコーとハイエク

酒井隆史(2001)『自由論 現在性の系譜学』青土社から。 フーコーの議論には言うならば「行為の存在への圧縮・還元」という事態への嫌悪と抵抗が一貫しているように思う。存在の同一性へと行為をすべて放り込んでしまう「戸籍的権力」への抵抗。・・・・・・たとえ…

堤未果(2008)『ルポ貧困大国アメリカ』岩波書店

ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書) [ 堤未果 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 新書 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 799円 そこ(市場原理の実態)に浮かび上がってくるのは、国境、人種、宗教、性別、年齢などあらゆるカテゴリーを超え…